調べたところ健康を害さない1日のアルコール量は、お酒に強い成人男性で約25~28ccとのことです。そしてアルコールの分解には最低6時間かかり、酒量が多かったり眠ったりすると分解にかかる時間はさらに長くなります。
寝る前に寝酒を飲めば、アルコールの分解に朝までかかることになり、脳も肝臓も休むことが出来ません。そんな生活をしていたら脳は疲労を溜め続けることになります。
そんなことは知らなかった当時の私は、仕事でストレスを感じるようになると金曜と土曜の夜はストレス発散にチューハイを寝酒にして寝るようになりました。
最初は少量のお酒を飲むだけで気分が良くなり、気持ちよく眠ることが出来ました。
しかし仕事で強いストレスを感じるようになると、チューハイがストロングチューハイになり、350ml缶が500ml缶になり、本数も増えるという感じで酒量が増えていきました。
酒量が増えてくると、気分の良さよりもタガが外れて陰鬱な気分になることが多くなって逆にストレスがたまり、気持ちよさを感じるために追加の酒を流し込む。そんな負のサイクルにはまっていきました。
私はお酒に強いため、多少気持ちが悪くなることはあっても、飲みすぎで吐くようなことはなかったので、寝る直前まで飲んでるような事が多かったですね。
当然、脳は眠ることが出来ず、朝はぼんやりしていました。
寝酒を飲んでいて、「朝なのに頭がボーっとする」「考えても頭が回らない」「考え事をしていると時間があっという間に過ぎる」という症状に心当たりがある人はいませんか?自覚症状はなくても、寝酒から睡眠薬に変えれば、今よりもパフォーマンスが上がるかもしれませんよ?
そしてこれはうつ病の症状でもあります。深酒は百害あって一利なしです。
どうしても夜にお酒を飲みたいなら、早めの時間に適量を飲んで、食後の時間を長くとって、なるべく素面に戻ってから寝ましょう。
コメント