そして退職へ – 私のうつ病備忘録

そして退職へ

 傷病休暇を取って静養に努めていましたが、というかほとんど動けず眠っていましたが、1年半が経ち復職するか、退職するかを決める期限が来ました。

 この当時の私の体調は、まだまだ気力が戻っておらず、1日1行動が限界でした。

 PCのカレンダーを使ってスケジュール管理をしていましたが、「心療内科に行く」「健康診断に行く」「床屋に行く」「役場に行く」など、1件こなすと疲れてしまって、午前中に済ませて午後は昼寝と言う名の寝落ち(気絶?)という状態でした。

 とてもではありませんが、5日8時間労働が出来る体調ではありませんでした。

 また、悪い情報として傷病休暇の先輩がいて、この方は復職されたのですが、「仕事がしんどい」と上司に掛け合うと、「もう治ったんだから大丈夫でしょ?だから一人分の仕事をしてくれないと困る)」と言われるのが辛いとこぼされていました。

 「部下のメンタルが弱った時の対処について」の講習班長以上は受けているのですが、さっきのセリフは課長から言われたそうで、とてもメンタルについての教育が根付いているとは言えないし、うつ病がどんな病気なのかも社内に周知されていないとの事でした。

 カウンセラーの先生からも「強い薬を飲んで復職する人もいます」とは言われていましたが、「復職のためのリハビリもまだ受けていないですし、今復職するのは無理があると思います」と意見を述べられました。

 最終判断は患者自身が下さないといけないわけですね。

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