睡眠薬の飲み始めの失敗 – ページ 2 – 私のうつ病備忘録

睡眠薬の飲み始めの失敗

 部屋のドアを出て階段に向かった時には、また意識を失っていたのでしょう、幸い頭は打たなかったらしく痛くなかったのですが、階段を落ちた記憶はありませんでした。

 「覚えがないけど、寝ぼけて階段から落ちたみたいだ」とだけ答え、痛みを我慢して立ち上がり体をダイニングの椅子に預けました

 時間は23時ぐらいだったでしょうか、大きな物音でおこされた父と母は迷惑だったと思います。

 「大丈夫か?

 と聞いてきたので全身をチェックしてみたところ頭や首、背骨に痛みはなく手指の骨にも異常はありません、ただ右肩が非常に痛く、腫れ始めていたものの痛みを我慢すれば上下左右に動かせたので、

 「右肩が酷く痛むけど、動かせるから骨は折れてないみたいだ。他は大丈夫しばらくじっとしてて痛みが治まったら寝るよ」

 と伝えると、父母は心配そうにしながら「お休み」と言って寝床に戻っていきました。

 しばらく休んでから立ち上がり肩の痛みを我慢しながらベッドに体を横にしようとするとあばら骨の位置がズレていたのか体の中で「バクン」と音がして右わき腹に感じていた違和感が治りましたが、しばらく痛みに悶絶しました

 『ほんとに体大丈夫かな?』とも思いましたが、死ななきゃ安いの精神で目をつぶると直ぐに意識が落ちました。

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