休むというのは難しい – 私のうつ病備忘録

休むというのは難しい

 傷病休暇に入り、先生からも「ゆっくり寝て、体も心も休めてくださいね」と言葉を頂いて、最初の急性のうつ症状に苦しみはしたものの、傷病休暇生活が始まりました。

 うつ病ですので、気力もなく何もやる気が起きません。頭も重くて回りません。

 一通りうつ病について調べたので、頭を使わず、薬を飲み、なるべく眠って脳を休めるのが一番だという事はよくわかっています

 でも、わかっていても考えないようにしていても頭に雑念がわいてくるんですよ。

 傷病休暇って1年半だよな……とか、それまでに治るのかな……とか、治ってもあの部署に戻らされたらまた潰されるよな……とか、またあんな目に合わされるのは嫌だな……とか、なまった体で現場に出るのもしんどいよな……とか……とか……とか……。

 とにかく今考えてもしょうがない不安が頭に浮かんできて止まらないんです。

 これが仏教でいう煩悩なのかなとも思いました、とにかく雑念があとからあとからわいてきて起きている間はまったく頭が休まっている気がしませんでした。

 そして回らない頭で考えているので、ちょっと考えただけのつもりでも時間が経って限界がきて気絶するように眠り悪夢を見て目を覚ますのを繰り返し、あっという間に1日が終わるという生活でした。

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