自立支援医療受給者証を取りましょう

　私は傷病休暇に入った時に申請して取りましたし、このページを作成中にちょうど更新時期が来たので自立支援医療受給者証について書いておきます。

　普通の心療内科に通っていれば、長期通院が必要と診断されたら「こんな制度がありますから利用しませんか」とケースワーカーの方に勧めてもらえるはずです。

　この自立支援医療受給者証は、持っていると精神病の通院治療費と薬代が、市町村によって変わりますが悪くても自己負担額が３割から１割に、いい市町村なら０割になって無料で受けられるようになるとてもお得な制度です。

　証書の名称に「自立支援」とありますが、寛解後に就職（自立）を強制されるものではありませんので、不利益はありません。

　更新は年に１回、９月１日から１１月３０日までに手続きが必要です、２年に１回は医師の自立支援医療受給者証用の診断書が必要なので５５００円ほどかかりますが、診断書の要らない年は手続きだけで済むので、年間２７５０円の負担で精神科の通院費が無料になるのはとても大きいです。

　私の場合、初期に自己負担３割を払っていた時は診察費と薬剤費で月に５,０００円ほどかかっていたので、年間約６万円が２,７５０円になりました。皆さんも大いに利用してください。

　心療内科に通う方の経済状況は、十人十色です。就職期間の関係で傷病休暇給付金がもらえない方、私のように傷病休暇期間に寛解せず退職して収入の無い方、障害が重く就職がままならない方等々様々な方がいらっしゃるでしょう。

　自費で通院するのに比べれば、自立支援医療受給者証は大きな助けになります。国が用意してくれた制度です。恥じることなく市町村の障がい支援課に申請しましょう。