服薬と飲酒とストレス – 私のうつ病備忘録

ストレスと服薬と飲酒

 「重度のうつ病と睡眠障害」と診断され、症状の重さとストレス源の兼ね合いから傷病休暇を取ることを前提に、残っている仕事を減らす事と引き継ぎ業務を行うことになりました。

 そして、最初の2ヵ月は週に1回平日に通院することになり、通院の日は残業時間は30分までに会社を出ないと診察時間に間に合わないので、5時半には仕事を上がることが出来ました。

 毎日約3~4時間以上残業していたのが、1日だけでも30分以下になったおかげでかなり気が楽になりましたね。課長の説教を振り切って早く帰れる日が出来たことが素直に嬉しかったです

 たったそれだけで幸せだったんですから、どんだけ精神擦り切れてたんだって話ですよね。重度のうつなりの心の動かない喜びでしたが。

 病院では薬は抗うつ薬と睡眠薬を処方されました。とはいえ、薬だけで体調が急激に回復するような事はありませんでした。先生も、「抗うつ薬は良く効く人にはすぐに効果が出るけど、効きにくい人でも長く飲み続ければ必ず良くなるから」と励まされました。

 そして睡眠について、

 「まずは6時間以上連続で睡眠がとれるようにしましょう。あと深い睡眠をとって睡眠の質を良くしないと脳が休まらないので、睡眠の状態をよく覚えておいて次回教えてくださいそれに合わせてよく眠れるように薬を調整していきますから」

 と言われました。この時、大学時代から5時間睡眠で自分で脳を痛めつけていた事を知りましたショックでしたね。

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