服薬と飲酒とストレス – ページ 2 – 私のうつ病備忘録

ストレスと服薬と飲酒

 そして初めて睡眠薬を飲んだ夜は何十年ぶりかのおねしょをしました(苦笑)。慣れない睡眠薬がよく効いたのか尿意では目が覚めず足が濡れた感触で目が覚めました。睡眠薬初心者にはきつい一撃でしたね。

 重度のうつで感情の振れ幅がほとんどなかったので、淡々と処理してショックは残りませんでしたが(苦笑)。

 睡眠薬はアルコールと混ざると危険なため、通院を始めるとすぐに「お酒は飲まない方がいい」と指導されたため、晩酌はやめる事になりました。これにより睡眠の質を上げることが出来ますから。

 しかも先生は、「飲酒でストレスを解消していたなら、急に断酒してそれがストレスになってはいけない」と配慮してくれて睡眠薬を飲む6時間以上前なら飲んでもいい、という事になり、おかげで土日の昼に少しお酒を飲む事ができました。

 調べたところアルコールに強い成人男性が健康に害を受けないアルコール量は28ml以下ということで、ビールなら大瓶1本、焼酎なら150ml、ウィスキーなら70mlと、かなり量は少ないものの、飲んでもいいというだけで実際には飲まなくても変に緊張せずに済んで、ストレスを軽減できたと思います。

 この飲酒の部分は個々人の先生の方針によるそうで、先生によっては「精神病の治療中にアルコールは害にしかならない、だからお酒は絶ってもらう」という先生もいるそうです。

 一概にどちらが正しいという論拠はないそうなので、私も家にいる日は2時から3時に少量ちびりと、気分によって飲んだり飲まなかったりしてました。それでも、晩酌にガバガバ飲んでた時より効く感覚がするのは不思議ですね。

 このようにして通院と服薬を始めましたが、集中しているつもりでも職場で意識を失うのは続いており、体調が良くなった実感は全くありませんでした

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